寒風に切り干し、ゆらゆら 伝統野菜アッタドコネ、春を待つ風物詩 奄美市名瀬有良

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ずらりと干されたアッタドコネ=5日、鹿児島県奄美市名瀬有良
ずらりと干されたアッタドコネ=5日、鹿児島県奄美市名瀬有良

伝統野菜「アッタドコネ(有良大根)」で知られる鹿児島県奄美市名瀬有良集落(38世帯、56人)で、切り干し大根作りがピークを迎えている。東シナ海から吹きすさぶ寒風が、大根をゆらゆら揺らし、ほんのり甘い特有の香りを漂わせている。

アッタドコネはみずみずしく、煮崩れしないのが特徴。例年1月中旬から収穫が始まると同時に切り干し大根作りが始まる。真っ白い短冊状の大根がずらりと並ぶ風景は、春を待つ有良の風物詩。

風が強ければ2~3日で乾き、取り込んだ大根はさらに2日間ほど天日干しにして完成。さっそく味見をしたという松本准子さん(67)は「今年のアッタドコネは肉質がぎっしりとしていておいしくできた」と笑顔で話した。

(南海日日新聞社/全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合、元記事はこちら

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