「天下第一の桜」満開 高遠城址公園 長野県伊那市
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伊那市は1日、同市高遠町の高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラの満開を発表した。市によると、昨年より7日早く、過去最速ペースという。この日も春本番の陽気に恵まれ、前日の「ほぼ八部咲き」から満開に。「天下第一の桜」と称される約1500本のタカトオコヒガンザクラが咲きそろった。
過去最速となる3月26日に開花し、その後も好天に恵まれ、一気に開花が進んだ。昨年は新型コロナウイルスの影響で同公園の「さくら祭り」は中止、公園も閉鎖されたため、花見ができるのは2年ぶり。訪れた人たちは感染対策を取りながら、待ちに待った桜を楽しんだ。
駒ケ根市から訪れた宮下武さん(77)は「この辺りでは一番の桜の名所。見応えがある」と感激しつつ、「いつもは好きな場所に腰を下ろして食べたり飲んだりしながらゆっくり楽しんでいたが、今年は(指定場所以外では)できないので少し寂しい思いもある」と話していた。
市によると、満開の時期は1週間弱程度。夜間ライトアップは当初予定より1日早めて2日から始める。
(長野日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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