混雑状況を電子看板で表示 白浜アドベンチャーワールド

社会 旅と暮らし


和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は1日、混雑状況を3段階で電子看板に表示するシステムの運用を始めた。
 3頭のジャイアントパンダが暮らす「パンダラブ」と、さまざまな動物が暮らす区域を巡る「ケニア号」乗り場にカメラを設置。個人を特定せず、映像から10メートル四方の人口密度を解析し、電子看板に「空いています」「少し混んでいます」「混んでいます」のいずれかを示す。情報は1分ごとに更新する。電子看板は1台で、施設内のセンタードームに設置している。
 電機大手のNEC(東京都)と南紀白浜エアポート(白浜町)が中心になって展開する、情報通信技術を用いるおもてなしサービス実証の一環。アドベンチャーワールドは「リアルタイムで状況を表示することで、混雑を回避できるようになる。より快適に過ごしてもらえるようにしたい」と話している。
 4月中旬には、スマートフォンでも同じ2カ所の混雑状況を確認できるようにする。

(紀伊民報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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