春の訪れ告げるツブかご漁【釧路】

社会 旅と暮らし


釧路市漁協で6日、ツブの初水揚げが行われた。釧路の海に春の訪れを告げるツブかご漁の始まりで、浜が活気づいている。

ツブかご漁は1日に解禁し、海底に仕掛けていたかごをこの日の早朝から引き上げた。操業していた7隻の船は正午前から続々と副港へ戻り、マツブや灯台ツブ、ケツブなどを岸壁に停車している軽トラックに移し替えた。ツブは、泥を吐かせた上で出荷する。

初日の水揚げ量は、大が前年より2割ほど多い2200㌔で、中小は前年並みの1200㌔。1㌔当たりの単価は大が357~330円、中小が327円で、ともに前年より2割ほど安い。釧路市漁協では「昨年よりもコロナの影響が大きい」と話している。  漁期は10月中旬まで。         

(釧路新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

http://kyodoshi.com/

[Copyright The Kushiroshimbunsha/Kyodoshi conference. All rights reserved.]

北海道 全国郷土紙連合 釧路新聞