特産マコモで体験型観光 龍郷町秋名・幾里 旅行者ら植え付け作業

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鹿児島県奄美大島随一の水田が広がる龍郷町の秋名・幾里地区で、マコモ栽培を生かした体験型観光の取り組みが行われている。7日は幾里の田んぼで旅行者7人がマコモの植え付け作業を体験、心地よい汗を流した。

秋名・幾里地区ではマコモ栽培による休耕田復活と地域振興に取り組んでおり、昨年10月に生産組合も設立された。

体験型観光は町の補助事業を活用して休耕田を開墾した田んぼを島外者へ貸し出し、植え付けや収穫作業を体験してもらうもの。10月下旬の収穫までの間は、同集落の窪田圭喜さん(80)ら地元の生産者が管理するという。

この日、参加したのは静岡県御殿場市にある「ありがとう寺」の住職・町田宗鳳さんと全国各地から集った信者ら。窪田さんの助言を受けながら、約20アールの水田にマコモの苗を次々と植え付けた。

町田住職は「奄美大島のような豊かな自然環境の中で農作業をする行為そのものが、『神仏への一種の祈り』との思いがある。私たちの寺ではマコモは食べ物としてだけでなく、葉はお茶、敷き物、しめ縄、枕などさまざまな物に活用させてもらっている」と話していた。

窪田さんは「マコモは香りも良く、さまざまな活用法がある。地域資源として観光振興にも生かしていけたら」などと語った。

(南海日日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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