大麦が緑の穂

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穂が出てきた大麦(和歌山県田辺市龍神村東で)
穂が出てきた大麦(和歌山県田辺市龍神村東で)

和歌山県田辺市龍神村西の自営業、下山英範さん(59)が龍神村東の畑で無農薬栽培している大麦(イネ科)が、シカの食害もなく順調に育ち緑の穂を出している。

畑を2カ所借りてネギなどの野菜類や大麦、小麦を育てている。大麦は2カ所合わせて約1アールで栽培している。種は昨年11月にまき、穂が出てきたのは3月下旬という。

栽培している大麦は、もち麦でもちもちした食感がある。下山さんは妻と2人でパン工房&カフェ「もんぺとくわ」を経営しており、収穫した大麦は店内の窯で焼いているパンの材料やランチのご飯に使ったり、販売したりしている。

下山さんは「収穫は梅雨に入る前の6月上旬を予定している。2カ所の畑で収量は計約30キロになりそう」と話している。

(紀伊民報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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