“入れ食い状態”に歓声 由良「海洋釣り堀」 今季営業スタート

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鶴岡市由良の「海洋釣り堀」が24日、今シーズンの営業を開始した。家族連れや若者たちのグループが足を運び、ギンザケなどを釣り上げ、歓声を上げた。

オープンした由良海洋釣り堀。初日は入れ食い状態で来場者は大喜び
オープンした由良海洋釣り堀。初日は入れ食い状態で来場者は大喜び

釣り堀は1978年、市が白山島の海岸に開設した。広さ約800平方メートル。2017年9月からは由良自治会の活性化委員会(遠藤米太郎会長)が、地元漁業者などと連携し運営している。

昨年はコロナ禍で5月下旬の営業開始だったが、今年は例年通り大型連休前のオープン。感染予防のため、最大入場者を40人までに絞り、午前9時、同11時半、午後2時からそれぞれ2時間程度で入れ替える入場制限を実施する。

初日はギンザケ2000匹程度をはじめ、ニジマス400匹ほどが放流され、“入れ食い状態”。30センチほどのギンザケを釣り上げると、「やったー」と声を上げ写真に収める家族連れもいた。

山形市から子ども連れの一家4人で訪れた会社役員の村上剛さん(46)は「昨年10月の最終日に来たら、全く釣れなかった。リベンジしようと、湯野浜温泉に泊まってオープン時間に合わせてきた。いっぱい釣れて子どもたちが喜んでいるのを見ることができ、うれしい」と話した。当面は土日祝日のみ午前9時―午後5時で営業し、大型連休中と海水浴期間は毎日営業する。入場料は高校生以上1200円、中学生以下600円、見学100円。問い合わせは同釣り堀=電0235(73)2666=へ。

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