境内彩る大輪ボタン 長谷の常福寺
Newsfrom Japan
地域 社会 旅と暮らし- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
伊那市長谷溝口の常福寺で、ボタンが見頃を迎えた。赤や白、紫、ピンクの色鮮やかな大輪が境内を彩り、甘い香りを漂わせている。10日は朝露を付けた花が日差しを浴びて輝き、参拝者の目を楽しませた。
本堂や鐘楼、山門脇に約300株が植わる。大きな花びらを重ね、「百花の王」とも称されるボタン。直径25センチ以上の大輪や、赤と白の入り交じった模様などが見られる。寺によると、例年より開花の進み具合が遅く、今週いっぱい楽しめそうという。
松田泰俊住職(77)が20年ほど前から植え始め、株を増やして栽培。「心安らぐ時間を過ごしてもらえたら」と話していた。
「花の寺」として知られ、境内ではボタンに続いてツツジが咲き、7月にかけてアジサイ、シュウカイドウが咲く。
(長野日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
[Copyright The Nagano Nippo/Kyodoshi conference. All rights reserved.]