ひまわり満開 梅雨の晴れ間に色鮮やか

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梅雨の晴れ間にひまわりの黄色が鮮やかに映える=16日午前、新川奈良佐原のほ場
梅雨の晴れ間にひまわりの黄色が鮮やかに映える=16日午前、新川奈良佐原のほ場

グランヴィリオリゾート石垣島北方、石垣市新川奈良佐原のほ場でひまわりが満開を迎えており、ドライバーや通行人の目を楽しませている。

さとうきび農家の池原吉剋さん(69)=新川=がことし3月、赤土流出防止対策として収穫後のほ場約800平方㍍に植え付けたもの。

池原さんによると、大雨時に周辺のほ場から赤土が流出すると、前面の海域に即流れ込むため、海洋汚染につながるという。

「海のサンゴや生き物に悪い影響を与えないよう農家としてもほ場からの流出を防止しなければならない」と話す。

その対策にひまわりを植えることで景観の創出にも。ひまわりは緑肥作物なので土づくりにも良い。

池原さんは「コロナ禍だが、ひまわりを見て元気になってもらえるとうれしい。さとうきび農家みんながひまわりを植えようという意識づくりにもつながれば」と願う。

(八重山毎日新聞 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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