「風味を楽しんで」 信州大学農学部が2種類のワイン販売
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南箕輪村の信州大学農学部構内の生産品販売所で8日、学生が実習の一環で栽培したリンゴのふじを使った「濃厚リンゴワイン」、ブドウを原料とした「ナイアガラワイン」の販売が始まった。学生らは「癖がなく飲みやすい。風味を楽しんでほしい」と購入を呼び掛けている。
使用した果実は、構内の畑で昨秋に収穫したもの。植物資源科学コースの2年生(現3年生)が摘果や誘引などの作業を行った。委託加工先の伊那ワイン工房(伊那市)に醸造してもらい、リンゴ500キロから334本、ナイアガラ306キロから261本のワインが出来上がった。
昨年から販売を始めたリンゴワインは、果汁をマイナス30度でいったん凍らせ、解凍段階で濃縮した部分だけを集めて加工した。7月の長雨で生育が遅れたものの、8月以降の高温と日照で「糖度は例年並み」という。糖度が高く爽やかな香りが特徴のナイアガラは今年度新たに、ジュースにも加工している。
リンゴワインは1本(375ミリリットル)2000円(1人1本限定)、ナイアガラワインは1本(720ミリリットル)1500円(ともに税込み)で販売している。問い合わせは同学部付属施設(電話0265・77・1318)へ。
(長野日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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