かかし9体五輪選手応援 長野県伊那市富県桜井の畑
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東京五輪・パラリンピックを応援しようと、伊那市富県桜井の畑で、出場選手に見立てたかかしが登場した。地元の女性たちが9体を手作り。日の丸付きのウエアに包まれて並ぶ姿に、住民らが車を止めて見比べたり、写真を撮影したりして楽しんでいる。
かかしは試合に臨むアスリートと、旗を振る子どもたちを表現し、桜井公民館北西の農道沿いに設置した。ボールを蹴ったり、拳を突き上げたりと格好にも工夫。バドミントンの奥原希望選手、テニスの大坂なおみ選手に見立てたかかしもあり、それぞれラケットを握っている。地域住民でつくる「桜井自然環境を守る会」の取り組みで、わらや自宅にあった衣服を使い、2週間がかりで制作したという。
畑にはマリーゴールドやダリアが植わり、彩りを添えている。管理を担当する鹿野博愛さん(76)は「頑張っている選手のために、みんなで心を合わせて盛り上げたい」と期待を込めた。
かかしは、東京パラリンピックが閉会する9月5日ごろまで取り付ける予定。
(長野日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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