ソバ収穫本格化 新得・新そば製造も開始

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青空の下で収穫されるソバ(新得町内で)
青空の下で収穫されるソバ(新得町内で)

道内有数のソバの産地で知られる新得町でソバ収穫期を迎えた。澄んだ青空の下、風に揺れるソバの刈り取り光景は秋の到来を連想させている。

町内最大の90ヘクタールを作付けする新得物産サホロ農園(基線104、合田一昭社長)では8月28日から収穫を開始。長雨の影響で種まきが遅れたが、天候に恵まれ生育は例年並み。日照不足に見舞われた一昨年、昨年を上回る収量・品質を見込んでいる。

16日午前は同社に隣接する直営店「新得そばの館」前のほ場で収穫作業を行った。2台のコンバインが人が歩くほどのゆっくりなスピードで刈り取っていた。

総務部の北島克泰管理部長は「新そばの製造も始めた。今年は香り高く良いものに仕上がっている」と話す。新得そばの館では18日から、新そばを提供する。乾麺の「新そば新得そば」は10月1日ごろから道内外のスーパーで期間限定で販売される予定。

(十勝毎日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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