来月2日から運行 むかわ竜ラッピング列車

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むかわ町は、ハドロサウルス科の植物食恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス」(通称むかわ竜)をデザインしたラッピング列車=写真=の運行を10月2日に開始し、同日、お披露目・乗車会を開催する。町のシンボルでもあるむかわ竜を活用し、胆振東部地震からの復興をアピールするとともに、JRの利用促進にもつなげたい考えだ。


15日に開かれた町議会定例会で関連事業費を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算案を提案し、明らかにした。震災から3年が経過し、支援への感謝を伝えるとともに創造的復興、地方創生の機運を高め、日高線(苫小牧―鵡川駅間)の利用促進を図る。町によると、「キハ40形」の車体にむかわ竜をあしらい、同線を含む4路線で不定期に運行する。

初日の2日は、地元小学生や一般町民を招待した乗車会をはじめ、お披露目セレモニーなどを予定。また車内では、厚真、安平両町を含めた被災3町の震災からの復興の様子などを伝える写真を掲示する。町は一連の事業費として50万8000円を計上している。

町総務企画課は「復旧から次のステージとなる復興へのきっかけと、JRの利用促進につながれば」と話している。

(苫小牧民報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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