ことしの豊作に感謝 コロナ禍 川平結願祭、縮小し開催

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川平村最大の神事行事、結願祭が1日午後、群星御嶽で行われ、関係者がことしの農作物の豊作に感謝し、来年の世果報と地域住民の健康と幸福を祈願した。

コロナ禍で昨年に続き、縮小開催。地域住民や一般案内も行わず、公民館役員、神司など関係者のみで神事を執り行った。

奉納芸能では獅子(座見舞い)、刀棒、六尺棒、カニパ棒などの棒・本舞が勇壮に演じられた。舞踊は婦人会による「御前風」や「瓦屋節」、狂言部による「世果報口説」などが厳かな雰囲気の中で披露された。

座見舞いで登場した川平の獅子=1日、群星御嶽(川平公民館提供)
座見舞いで登場した川平の獅子=1日、群星御嶽(川平公民館提供)

婦人部や狂言部が舞踊を披露した=1日、群星御嶽(川平公民館提供)
婦人部や狂言部が舞踊を披露した=1日、群星御嶽(川平公民館提供)

勇壮に演武する棒本舞=1日、群星御嶽(川平公民館提供)
勇壮に演武する棒本舞=1日、群星御嶽(川平公民館提供)

川平公民館の高嶺守館長は「ことしも縮小開催となり非常に残念だが、神への感謝、来期の豊作祈願、住民の健康祈願ができたことは良かった。少しでも演舞、舞踊を奉納できたことも関係者に感謝したい」と語った。

(八重山毎日新聞 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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