朝食目指しサイクリング 帯広で新たなツアー企画

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東武トップツアーズ(本社東京)などは、早朝に自転車で人気店の朝食を食べに行くツアー「帯広グッドモーニングライド」を実施している。出張で訪れたビジネス客向けに、朝の時間に十勝を満喫してもらう「ワーケーション」のコンテンツを提案。地元の人でも普段は見ることのない、自然の景色を楽しんでもらう。

帯広モーニングライドのガイド相楽さん(右)と小川代表
帯広モーニングライドのガイド相楽さん(右)と小川代表

十勝サイクルコンシェルジュ(小川宣幸代表)、エコバスセンター「りくる」との共同企画。

東武トップツアーズでは、道の自転車利活用推進事業「もっと、自転車 北海道。」と連携し、7月から札幌市でグッドモーニングライドを開始した。2カ所目として帯広市内でも企画し、来年以降、本格的に実施する予定。

ツアーは3時間。帯広駅前バスターミナル「おびくる」発着で、コースは「市場ライド」「麦音ライド」の2種類。市場ライドは午前5時半に出発して帯広地方卸売市場へ向かい、「市場食堂ふじ膳」の海鮮丼を目指す20キロのコース。麦音ライドは同6時に出発し、「満寿屋商店麦音店」の焼きたてパンを食べる10キロのコース。いずれも途中休憩、撮影ポイントがある。

管内各地のサイクルコースでガイドを務める相楽秀明さんが同行する。料金は電動クロスバイクのレンタル付きで5000円。自転車持ち込みの場合は4000円。朝食代金は含まない。1日最大8人まで。予約はウェブで受け付けている。10月中旬まで行う予定。

小川代表は「まちなかにいながら小さな冒険ができる。景色が絶えず変わって飽きることのないコースを楽しんでもらいたい」としている。

(十勝毎日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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