パラリンピック自転車競技日本ナショナルチームの選手らが活躍を報告 山陽小野田

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パラリンピックの報告に訪れた藤井選手、川本選手、藤田選手、杉浦選手ら(前列左から、市役所で)
パラリンピックの報告に訪れた藤井選手、川本選手、藤田選手、杉浦選手ら(前列左から、市役所で)

東京2020パラリンピック自転車競技日本ナショナルチームの選手ら6人は15日、山陽小野田市役所を訪れ、同大会の成果を報告するとともに、事前キャンプ地として協力・応援した市と市民に対して感謝の言葉を述べた。また、埴生小(城戸邦之校長)の6年生36人と交流し、日本人最年長での2冠を達成した杉浦佳子選手が金メダルを披露した。

日本パラサイクリング連盟の岡泰宏理事長、同チームの権丈泰巳監督、杉浦選手(50)、藤田征樹選手(36)、藤井美穂選手(26)、川本翔大選手(25)が訪問した。杉浦選手はC3ロード女子個人タイムトライアルと女子ロードレースの両種目で優勝。川本選手はC2トラック男子3000メートル個人パーシュート4位、藤田選手はC3男子ロードレース6位、藤井選手はC2トラック女子500メートルタイムトライアル7位の活躍を見せた。

市役所で行われた報告会で一行は、埴生の山陽オートレース場で合宿できたことに感謝を述べた。藤田剛二市長は「それぞれの活躍に勇気と感動をもらった」と、ねぎらった。

埴生小では、子どもたちの質問に選手らが回答。パラ大会中の思い、ライバル選手とのエピソード、今後の目標などを語った。

杉浦選手は「大会中は苦しく、緊張もしたが、それによって集中できるように分刻みのスケジュールを立てて挑んだ。ライバル選手と互いに尊敬し合える戦いができたことがうれしい。タイムを2秒縮める目標に、これからも全力を尽くしていきたい」などと語った。

また、獲得を約束していた金メダルを披露。子どもたち一人一人が手に持って重みを体感し、興奮していた。

(宇部日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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