空港に設置している歓迎看板交換【釧路】

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完成した看板の前で記念撮影する関係者(左から3人目が齊藤さん)
完成した看板の前で記念撮影する関係者(左から3人目が齊藤さん)

道東の観光振興に取り組んでいる釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイルート(桐木茂雄代表)がたんちょう釧路空港の正面玄関横に設置している歓迎看板を新しい木製看板に交換した。

17日、同空港で新たな看板の更新に協力した釧路江南高校書道部を代表して3年生の齊藤衣織さん(標茶町在住)に感謝状と記念品が手渡された。

同空港の歓迎看板は10年前に設置されたが、風雪の影響で看板の腐食が目立ってきたことから、江南高校書道部に協力を要請。部員たちが歓迎の気持ちを込めた文字を揮(き)毫(ごう)した。この中で「北海道」の文字を齊藤さんが担当。

「釧路へ」の文字を3年生の平川奈央さんが制作し、縦64㌢×横約2㍍の道産材に彫り込んだ。   新看板について桐木代表は「観光で人をもてなす時代となったが、この看板の前で多くの観光客が記念撮影をして思い出を心に残すことになるだろう」と釧路江南高校の協力に感謝した。

感謝状を受けた齊藤さんは「このような大きなプロジェクトに参加することができてうれしい。実寸大の文字を書いた経験はなかったが、空港を利用する多くの人たちに見てもらいたい」と笑顔で応えた。

(釧路新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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