マコモの収穫シーズン  甘みと食感のいい「一点紅」 24日に直売会  龍郷町秋名・幾里

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マコモの出荷作業に追われる農家ら=20日、鹿児島県龍郷町
マコモの出荷作業に追われる農家ら=20日、鹿児島県龍郷町

秋の味覚「マコモ」の収穫シーズンを迎え、鹿児島県龍郷町(奄美大島)の秋名・幾里地区マコモ生産組合は24日午前8時から、秋名コミュニティーセンター近くの水田で「直売会」を開催する。1袋(800グラム)1000円で売り切れるまで販売する。

マコモはイネ科の多年草で、茎に黒穂菌が入ると根元部分が肥大し新芽(マコモダケ)になる。秋名・幾里地区で栽培しているのは「一点紅」という品種で、黒穂菌の黒斑点模様が表に現れにくいのが特徴。葉や茎は、お茶やしめ縄にも使われている。

秋名・幾里地区の生産組合は、マコモの生産を推進し、休耕田の活用と地域おこしにつなげようと、昨年発足。生産者らは「甘みと食感が特徴で、煮ても焼いても生でもおいしいマコモを味わってほしい」と多数の来場を呼び掛けている。

(南海日日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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