誰でも楽しめる観光を 徳之島町 児童がリーフレット制作
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鹿児島県徳之島町の亀津小学校の4年生56人は25日、学習の一環で制作した観光リーフレットを同町へ寄贈した。障がい者や外国人が徳之島の観光を楽しめるよう、便利グッズや取り組みなどをまとめており、町側は「児童のアイデアを取り入れ、観光施策に生かしたい」としている。
同校4年生は世界自然遺産登録で来島者増加を見据え9月から、総合的な学習の時間を活用して、言語の違いや障がいの有無に関わわらず誰でも島内観光を楽しめる方法について調査。約2カ月かけ学習した内容を、各児童がリーフレットにまとめた。
贈呈式は町生涯学習センターであり、児童代表が福宏人教育長と清瀬博之地域営業課長へリーフレットを手渡した。
外国人向けの自動翻訳機と視覚障がい者向けの音声で手紙を書ける機器について紹介した児童は「多くの人が安心して観光を楽しめると感じるような島になってほしい」と話した。
地域営業課の清瀬課長は「子どもたちが誰でも楽しめる島について考えていただいたことがうれしい。アイデアを精査して、観光に生かしていきたい」と述べた。
(南海日日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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