能代山本でご当地グルメ「かましメシ」新メニュー完成

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かましメシの新メニューを完成させた能代山本の7店舗
かましメシの新メニューを完成させた能代山本の7店舗

あきた白神ツーリズム(広幡信悦代表理事)が推進している能代山本のご当地グルメ「かましメシ」の新メニューが完成した。7日には、能代市海詠坂の能代山本広域交流センターでお披露目会が開かれた。新規参加の3店舗のかましメシ3品と、既存の4店舗が手掛けた「ちょいかまし」4品を紹介。参加者が各メニューのおいしさに感嘆の声を上げ、今後もかましメシを通じて飲食店や地域が活性化することを願った。

かましメシは「県産ネギを共通食材に、地元食材を4品以上使う」ことや「2回以上、味と食感の変化(味変)がある」ことがルールで、能代山本6店舗で昨年12月18日に発売。先月末までに1600食以上注文され、同市開催の県種苗交換会などでも完売する人気を見せた。

同ツーリズムは、さらにかましメシを地域内外で普及させるため新規店舗を開拓。koikoi食堂(道の駅ふたつい内)、さくら亭(能代市浅内)、居食屋七菜(同市畠町)の3店舗が新たに参加してかましメシを完成させた。

また、カフェ岳(藤里町粕毛)、鉄板空間縁(同市柳町)、酒食彩宴粋(同市東町)、レストランきらめき(三種町大口、ゆめろん内)の既存の4店舗が検討を重ね、新たに「ちょいかまし」を仕上げた。地元食材を使い、1回以上の味変を楽しめることを統一ルールとしている。

7日は能代山本の市町や観光協会、県山本地域振興局など約20人が参加し完成お披露目会を開催。各店がメニューを紹介した後、参加者が7品を一つずつ試食した。

鶴形牛をぜいたくに使用したローストビーフ丼を特製タレで味変させたり、なべや製麺(同市落合)の「ノシロチーネ」をまぜそばに仕上げたりと、どれも地場産食材へのこだわりや工夫、高い調理技術を感じさせ、参加者は「うまい」「味変が楽しいね」と絶賛しながら味わった。

かましメシ提供店はこれで6店舗から9店舗に増加。同ツーリズムの兜森嘉治隆事務局長は「かましメシは一定の評価を得ている。もっと浸透させ、飲食店や地域の盛り上げにつなげていきたい」と話した。

各店のメニューと発売日は次の通り。価格は税込み。

【新規3店舗のかましメシ】▽koikoi食堂「鶴形牛霜降りロースのローストビーフ丼」(1650円)=来年1月8日発売▽さくら亭「三種の宝 ほてい丼」(1100円)=来年1月4日発売▽居食屋七菜「白神ネギチャーシュー丼チーネ」(1千円)=今月13日発売
【既存4店舗のちょいかまし※すべて13日発売】▽レストランきらめき「旨馬ステーキ」(3500円)▽カフェ岳「プルドポークサラダ」(950円)▽鉄板空間縁「豚なんこつのつくね鉄板焼き」(858円)▽酒食彩宴粋「白神かまチーネ」(935円)

(北羽新報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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