三星 よいとまけに新商品、「りんご味」が登場
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苫小牧市糸井のパン菓子製造三星(三浦実社長)は21日、お菓子「よいとまけ りんご」を新発売した。半世紀以上の歴史を誇るハスカップ菓子「よいとまけ」に、約6年半ぶりに新しい味が加わった。同社は「甘味と酸味のバランスを考えて商品化した。リンゴの風味を味わってほしい」とアピールしている。
「よいとまけ」は1953年から販売している同社の看板商品で、年間50万本以上の売り上げ。ロールカステラにハスカップジャムをたっぷり使い、「日本一食べづらいお菓子」とも称される。味を変えない一方で、食べやすい「ひときれ」サイズを誕生させるなど工夫してきた。
ハスカップ以外のバージョンは2015年の「よいとまけ いちご」以来、2作目。イチゴはハスカップの不作に伴う、いわば「窮余の策」だったが、リンゴは「ネームバリューを生かしながら新しい味に挑戦したい」と1年がかりで開発した意欲作。国産リンゴを赤みがかったとろとろのジャムにして、カステラの中と表面にたっぷり使う。
同社は「客から『イチゴの次は何』と聞かれることが多かった。リンゴは甘くなりすぎず、酸味も生かせるので、よいとまけにぴったり」と話している。
2月まで市内外全25店舗で、簡易包装の「ひときれ」サイズ(税込み140円)を売り、3月から1本箱入りなどを本格販売する。目標は年間5万本。
(苫小牧民報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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