イカのカーテン 潮風に揺れる 八峰町八森
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八峰町八森地域から青森県境にかけた国道101号沿いで、名物のイカの天日干しが盛んに行われている。穏やかな日差しを浴びて浜風に揺れる様子は、イカの〝カーテン〟のようで、道行くドライバーらに本格的な春の到来を告げている。
沿岸の各飲食店では、春の訪れとともにイカの天日干し作業を開始。好天の日を中心に店の周辺に干し、潮風を当てて旨(うま)みを凝縮させている。
岩館地区の食堂「いか焼き磯舟」(菊地なおみ店主)では、3月下旬に店舗裏に張ったロープでイカ(マイカ)の天日干しを開始。毎日約70杯のイカを日差しの下で3、4時間ほど干した後、イカ焼きにして販売したり、冷凍にして発送したりする。
ゴールデンウイークなど春の行楽シーズンに向け、菊地さんは「ドライブや花見のついでに寄ってくれる人で忙しくなってくれたらうれしい」と話し、好天とにぎわいに期待を込めた。
イカの天日干しは11月まで行われる。
(北羽新報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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