中ア千畳敷で星空鑑賞 中央アルプス観光が30日からツアー 長野県駒ケ根市

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中央アルプス千畳敷から見た星空と市街地の夜景のイメージ
中央アルプス千畳敷から見た星空と市街地の夜景のイメージ

「中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ」を運行する中央アルプス観光(長野県駒ケ根市)は、ロープウエーの夜間運行と星空鑑賞をセットにしたナイトツアーを30日から6月18日までの毎週土曜日に実施する。下界の光が届かない高所で幻想的な星空を楽しむ日帰りのツアー。先着順で予約を受け付けている。

地元住民でも見る機会が少ない千畳敷の「満天の星」を観光素材とし、ショルダーシーズンの誘客につなげようと昨年から実施しているツアー。夜間にロープウエーを特別運行し、同社スタッフが講師を務める星空の座学や標高2600メートルを超える高所での星空鑑賞を楽しめる。

参加者は午後6時20分に菅の台バスセンターへ集合し、タクシーとロープウエーを使って移動。千畳敷では星空の座学を受け、幻想的な星空や市街地の夜景を鑑賞する。食事としてソースカツサンドを提供するほか、千畳敷の雪の中で熟成させたオリジナル純米大吟醸酒「滲―Shin―」の試飲会も行う。

同社は「千畳敷には麓の光が届かず、当たり前のように流れ星を見ることもできる。地元の魅力を再発見してもらえたら」と呼び掛けている。

ツアー料金は6千円。各日とも募集定員は25人(最少催行人数17人)。同社ホームページ(https://www.chuo-alps.com/)か電話で予約を受け付ける。問い合わせ、予約は同社(電話0265・83・3107)へ。

(長野日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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