圧巻　ミンサー帯1200本　全国呉服チェーンが大規模フェア

1000枚のミンサー帯で制作されたモザイクアート＝㈱やまと提供

モザイクアートを制作する社員ら＝㈱やまと提供

ミンサー柄の「五（いつ）の四（よ＝世）までも」にちなんだ「みんさーの日」の5月4日、全国呉服チェーンで、石垣島と竹富島のミンサー帯を集めた八重山ミンサー帯フェアが始まる。約1200本をそろえ、ミンサー帯の魅力を全国に伝えていく。県ものづくり振興課も「着物業界でこの規模はすごい」とアピールしている。

着物専門店「きものやまと」を全国99カ所に展開する株式会社やまと（矢嶋孝行代表取締役社長、東京都渋谷区）が企画、「天然色のラブレター　やまと　ミンサー帯フェア」として開催する。「100％天然染料の草木染＆手織り」に限定し、各店舗とオンラインストアで販売する。石垣市、竹富町、竹富町織物事業協同組合が協賛する。

昨年もミンサー帯フェアを開催したが、今回は天然染めと手織りのミンサー帯の美しさと、着る楽しみを届けようと新たにミンサー帯1000本を使用したモザイクアートの制作、写真100人の着姿公開、ＳＮＳ投稿キャンペーン「＃わたしだけのミンサー帯」も実施している。

モザイクアートは「年間生産反数600本まで減少しているミンサー帯1000本が一堂に会する光景は圧巻。天然染めの美しい色のグラデーション、手織りによる個性豊かな柄々をご覧いただける」とホームページ上で動画を配信している。

投稿キャンペーンはミンサー帯を着用した姿を、やまと公式アカウントをフォローしてツイッターかインスタグラムで投稿すると抽選で計30人にミンサーグッズが当たる。6月30日まで。

（八重山毎日新聞 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら）

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