「まちじゅうエヴァ」第2弾開催へ 大型フィギュア展示やグルメ【宇部】

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イベントをPRする篠﨑市長(中央)ら(市役所で)
イベントをPRする篠﨑市長(中央)ら(市役所で)

宇部市は10日、同市出身のアニメーター、庵野秀明さんが手掛けたアニメシリーズ「エヴァンゲリオン」の世界観が楽しめるイベント「まちじゅうエヴァンゲリオン」の第2弾を7月8日~9月4日に開催すると発表した。イベントの一環として、期間中に庵野さんが初めて総監督を務めたテレビアニメ「ふしぎの海のナディア」の絵コンテやアニメ原画など約400点を集めた企画展をときわ湖水ホールで同時開催する。

昨年に続くイベントで、今回は三つの企画を実施。山口宇部空港2階出発ロビーに高さ約3㍍のエヴァ初号機のフィギュアを展示し、エヴァのフラッグや大型の垂れ幕を装飾する他、初号機をイメージしたライトアップを行い、公式グッズショップも設ける。

地元食材を使ってエヴァをイメージしたメニューを提供する「まちじゅうエヴァグルメフェア」も第1弾に続いて実施。JR宇部新川駅などJR宇部線と小野田線の6駅を巡るスマホスタンプラリーでは、スマホのアプリ内でポイントを集めて応募すると、抽選でエヴァ関連グッズが当たる。宇部新川駅にはエヴァをデザインした駅スタンプ台紙を4種類用意する。

ナディア展では、本編のセル画や当時の手書きメモなど貴重な資料を展示する。入場料は1000円で、高校生以下と障害者手帳を持っている人は無料。広報うべ7月号掲載の割引券を持参した人は500円割り引く。入場特典として放送当時の16㍉プリントフィルムをプレゼントする。

事業費は約2500万円。市は、一般社団法人アニメツーリズム協会主催の「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2022年版)」に認定されており、認定プレートとご朱印スタンプを7月8日から同空港に展示する。

10日に市役所で行われた発表会見には、イベントに協力するJR西日本宇部管理駅の桑崎伸彦管理駅長と山口宇部空港ビルの山根信之社長も出席。篠﨑圭二市長は「宇部市を知ってもらう機会になれば」と期待感を示した。

(宇部日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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