ほべつメロン出荷 甘み十分 むかわ
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むかわ町穂別の特産品「ほべつメロン」の出荷が10日に始まった。とまこまい広域農業協同組合のほべつメロン生産部会(深谷孝部会長)の生産者25戸が、作付け面積約16ヘクタールで「ルピアレッド」「おくり姫」の2種類を栽培し、8月中旬まで出荷を続けていく。
この日は穂別地区の石崎憲一さん(47)が育てたルピアレッド4~6玉入りの計60箱分を同農協穂別支所の野菜集出荷場で検査した。糖度は最高で16・6度と十分に甘みが乗った。石崎さんは「風が冷たく、温度管理に気を使うなど苦労はあったが、例年通りの玉サイズで糖度も十分のおいしいメロンに仕上がった」と自信をうかがわせ、「贈答品や食卓に並べて食べてもらいたい」と話していた。
同部会によると、今年は昨年より3日遅い初出荷。11日に札幌中央卸売市場で行われた初競りでは中5玉入り1箱(8キロ)で15万円の最高値が付いた。
今年度の目標は生産量225トン(昨年度実績258トン)、取り扱い高は1億1200万円(同1億3600万円)を掲げる。
(苫小牧民報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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