酒田 「山居バル。」飲食や音楽楽しむ

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酒田市の国指定史跡「山居倉庫」を眺めながら飲食や音楽などを楽しむ「山居バル。」が16日、山居倉庫対岸の新井田川岸壁で行われ終日、大勢の市民らでにぎわった。

にぎわい創出に向けて新井田川岸壁で開催した「山居バル。」
にぎわい創出に向けて新井田川岸壁で開催した「山居バル。」

山居倉庫の魅力を生かして中心市街地一帯のにぎわい創出を図ろうと、一般社団法人「元気インターナショナル」(同市中町一丁目、髙橋陽子理事長)が地元企業、市と連携し2020年から毎年企画。3回目となった今回は、肉料理や焼きそば、お好み焼き、カレー、かき氷、自家製ソーセージ、菓子類などを販売する市内の10店がテント、キッチンカー、販売トラックで岸壁に集合。強い日が差し気温がぐんぐん上昇する中、「倉庫の白壁と調和を図ろう」との呼び掛けに応じて白っぽい衣服を着用した市民らが続々と訪れ、その場で調理された各種料理を味わい、山居倉庫を眺め、川面を渡る風を感じながらビールやワインを傾けていた。アトラクションとして、太鼓道場「風の会」と酒田吹奏楽団による演奏もあり、夜までにぎわった。

髙橋理事長は「酒田商業高跡地を活用した施設も事業者が決定し、完成後はにぎわいが増すはず。回を重ねて『セーヌ川化』を目指す」と話し、今年9月17日(土)にも「山居バル。」を計画しているという。

(荘内日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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