雄株にパパイア実る 大和村津名久 大小さまざまな実が鈴なり

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実を付けた雄株とみられるパパイア=鹿児島県大和村津名久
実を付けた雄株とみられるパパイア=鹿児島県大和村津名久

鹿児島県大和村津名久の山裾にある畑の一角で、雄株とみられるパパイアが実を付けている。高さ3~4メートルの木から幾つもの花茎が伸びて垂れ下り、それぞれの先端に大小さまざまな実。集落住民らが見物に訪れ、話題になっている。

この畑でタンカンやスモモなどを栽培する樋脇節さん(85)によると、このパパイアの木は数年前からあるが、実を付けたのは初めて。4月ごろから見るたびに実が増えており、訪れる親戚や知人も驚き、写真を撮って帰るという。

専門家の話によると、パパイアが実を付けるのは主に雌株と両性株。まれに雄株が実を付けることもあるが、詳しい理由は分かっていない。樋脇さんは「〝雌の実〟は漬け物にして食べるけど、〝雄の実〟もおいしいのかい」と首をかしげた。

(南海日日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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