宇部観光料飲組合が「うべっちゃ割り」提供

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料飲組合店舗で販売する「うべっちゃ割り」(鉄板酒場ユタカで)
料飲組合店舗で販売する「うべっちゃ割り」(鉄板酒場ユタカで)

宇部観光料飲組合(明徳親典組合長、200店舗)は、JA山口県宇部統括本部(小田秀忠本部長)と協力し、小野産の山口茶を使った焼酎割り「うべっちゃ割り」の提供を組合員店舗で8月から随時始めている。明徳組合長は「コロナ禍で苦しい状況は続くが、地元の名産品を使った商品で宇部を盛り上げられれば」と期待を寄せる。

6月から同組合とJAで企画協議を進め、急ピッチで準備してきた。7月には組合理事の店舗で先行販売を実施。山口茶特有の甘みが生きたさっぱりとした飲み口が特徴で、特に麦焼酎との相性が良く、注文したお客からは好評の声が相次いだという。

若草色の「うべっちゃ割り」は、見た目も涼しげで、暑い夏にはぴったり。5月からJAが発売している「水出し煎茶」を使う。先行販売した鉄板酒場ユタカの中安勇輝店長は「宇部に特化した材料の飲み物は今まで無かったと思う。焼酎割りは飲みやすく、店としても薦めやすい。地元の人にも飲んでもらいたい」と話した。

JAは店舗用のポップ制作にも協力。小田本部長は「お茶の産地では、お茶割りはスタンダードなものと聞く。料飲組合と協力しながら、宇部市の茶業を地元の人に再認識してもらいたい」と期待した。

(宇部日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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