「島気分を味わって」 東京でヨロン島フェア 特産品使ったメニューが好評

地域 旅と暮らし

「ヨロン島フェア」で開発したメニューを紹介する岡田さん(右)ら=1日、東京都新宿区
「ヨロン島フェア」で開発したメニューを紹介する岡田さん(右)ら=1日、東京都新宿区

鹿児島県与論島の特産品・文化・風景を東京でも楽しんでもらおうと、ヨロン島観光協会は1日から東京都新宿区のバスあいのり3丁目テラスで「ヨロン島フェア」を開催している。3月に続いて2回目。マンゴーや島バナナなど特産品でオリジナルメニューを開発し、提供している。31日まで。

残暑厳しい都心では、ドラゴンフルーツやパッションフルーツを使った氷菓やマンゴー、島バナナを使ったアイスケーキなどが好評。与論ホロホロ鳥の鶏飯には、「いしかた」と呼ばれる島ミカンのこしょうあえが添えられ、島バナナのフルーツピザには与論牛のミンチがトッピングされている。

ヨロン島観光協会の岡田美保子さんは「与論産の食材をフードメニューとして提供し、使われた調味料や特産品を展示販売している。パンフレットも用意した。島気分を気軽に味わってもらい、誘客につなげたい」と力を込める。

都内から来場した30代女性は「与論牛と青パパイアのタコスを注文した。さっぱりとしておいしい。店内の大型スクリーンで流れているプロモーション映像も美しい。信じられないほど透明な海。沖縄から与論島へのアクセスをスマートフォンで調べていたところです」と笑顔で話した。

(南海日日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

http://kyodoshi.com/

[Copyright Nankai Nichinichi/Kyodoshi conference. All rights reserved.]

全国郷土紙連合 南海日日新聞社 鹿児島県 奄美