3年ぶり「米俵マラソン」11月27日 長野県飯島町

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米俵マラソンの開催をPRする実行委員長の久保島巌さん
米俵マラソンの開催をPRする実行委員長の久保島巌さん

長野県飯島町を舞台に米俵を担いで健脚を競う第10回「飯島町米俵マラソン」(実行委員会主催、長野日報社など協賛)は、11月27日に町役場前を発着点に繰り広げる。実際に開催するのは、2019年以来3年ぶり(20年はウェブ開催)。参加定員は計300人で、県内居住者に限定する。インターネットを通じてエントリーを受け付けている。

重さ3キロの米俵を担ぐ10キロと5キロコースの一般部門、担がない3.4キロコースの小学生部門で競う。新型コロナウイルス感染症対策で規模を縮小して実施。これまでは担ぐ米俵の重さを10、5、3、1キロから選んでもらったが3キロのみとし、米俵を担がない一般部門もなくした。参加定員は19年大会の1000人から約3分の1となる300人に変えた。

対象者は、県内の満18歳以上の男女(高校生は除く)と小学生。参加するには新型コロナワクチン3回目の接種者(小学生は除く)で、健康チェックシートを提出する必要がある。当日の検温、手指消毒など感染対策も徹底する。

大会は、午前9時から順次スタートする。開会式と閉会式は行わず、各種目の男女上位3人には後日、賞状と副賞を発送する。恒例となっている仮装での参加を受け付けるが、仮装賞の表彰などは実施しない。参加費は10キロが5000円、5キロが4000円、3.4キロが1000円。

町内産の米の宣伝や消費拡大、地域の活性化を目的とした「ご当地マラソン」として13年に初めて開催。19年大会は、全国各地から過去最多となる901人が出場した。

実行委員長の久保島巌さん(76)は「県外からの参加希望が多い。今年は県内者に限定したが、来年以降は規模を戻して開催できればと願う。大々的に行って町の魅力を発信できれば」と話している。

詳細は公式ホームページ(「米俵マラソン」で検索)を参照。問い合わせは同実行委(Eメール=info@komedawara.jp)へ。

(長野日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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