9月は世界アルツハイマー月間 酒田・日和山公園「木造六角灯台」 認知症支援 オレンジ色にライトアップ

地域 社会 旅と暮らし

9月は世界保健機関(WHO)などが制定する「世界アルツハイマー月間」。これに合わせて酒田市の日和山公園内に建つ「木造六角灯台」(県指定有形文化財)が、認知症支援のシンボルカラー・オレンジ色にライトアップされ、秋の夜長に散策を楽しむ市民たちの目を楽しませている。

WHOと国際アルツハイマー病協会は1994年に9月を同月間と定めており、認知症への理解を深めるさまざまなイベントが世界各国で行われている。市は今回、認知症の有無にかかわらず、同じ社会の一員として住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるよう、「共生」と「予防」を広く呼び掛けるため、昨年に引き続きライトアップを企画した。

ライトアップは20日の日没時にスタート。辺りが暗くなるにつれて輝きが際立ち、散策する人もしばし足を止めて見入っていた。市によると、ライトアップは今月26日(月)までで、時間は日没から午後9時まで。

認知症への理解を深めてもらうためのライトアップ=20日夜
認知症への理解を深めてもらうためのライトアップ=20日夜

(荘内日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

http://kyodoshi.com/

[Copyright The Shonai Nippo Press Co.,Ltd./Kyodoshi conference. All rights reserved.]

全国郷土紙連合 荘内日報社 山形県