浦幌産白花豆でスナック開発 JAと酪農学園大生

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浦幌町産の白花豆を知ってもらおうと、JAうらほろと管理栄養士を目指す学生がコラボして考えたスナック菓子風の一品が、帯広市西1南10のそば居酒屋波瀾万丈で期間限定のメニューとして採用されることになった。白花豆は食前に取ると血糖値の抑制効果があり、お通しなどとして来月から提供される予定。

「そのまんま白花豆スナック」と考案した竹中さん(右)と木島さん
「そのまんま白花豆スナック」と考案した竹中さん(右)と木島さん

帯広「波瀾万丈」で提供へ

同JAでは、白花豆のおいしさを広める商品開発や調理法を、酪農学園大学(江別市)と進めてきた。管理栄養士コースの学生8人がそれぞれレシピを考え、試食した結果、素揚げと磯辺焼きした「そのまんま白花豆スナック」が選ばれた。

白花豆は食前に摂取すると、大豆のように血糖値が抑えられることが分かっている。同JAとつながりがある波瀾万丈の片岡正太郎社長に相談したところ「いいレシピだった」とお通しと一品メニューに採用された。

ゆでた豆に片栗粉を付けた素揚げと、そばつゆにくぐらせ、のりで巻いた磯辺焼きで、どちらも少ない油でも揚げられる同店のフライヤーを使うと、さくさくの食感になった。レシピを考案した3年の竹中悠莉さん(20)と木島早希さん(20)は、5日夜に同店で味わい、「豆は甘い味付けが多いので塩味を考えた。ビールに合う」と笑顔。同JA上浦幌支所の永沼篤係長は「浦幌や白花豆の名前を知ってもらう機会になる」と期待していた。

(十勝毎日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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