カンヒザクラ開花 きょう「大寒」

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開花が始まったカンヒザクラ=19日午前、石垣市宮良橋バス停北側
開花が始まったカンヒザクラ=19日午前、石垣市宮良橋バス停北側

20日は1年で寒さが最も厳しくなる頃とされる二十四節気の一つ「大寒」。石垣島地方気象台によると八重山地方は19日、大陸の高気圧の張り出しに伴う寒気の影響で曇りとなったが、雲のすき間で晴れる所もあった。

19日は石垣市伊原間で最低気温14.7度を記録。西表大原で14.9度、与那国で15.2度を観測するなど各地で最も寒い時期を下回る気温となった。

宮良橋バス停北側の沿道では一部のカンヒザクラがかれんなピンク色の花を咲かせている。同日も蜜を求めたリュウキュウメジロが花と花の間を行き来していた。同気象台によると開花の平年値は1月18日となっているが、ことしはまだ標本木の開花が確認されていないという。昨年は1月27日だった。

20日の八重山地方は寒気の影響でおおむね曇り、所により雨が降る見込み。石垣島地方では最低気温17度、最高気温21度、与那国島地方では最低気温17度、最高気温19度とともに肌寒い天気が予想されている。

(八重山毎日新聞 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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