超早場米、田植え始まる 収穫は5月中旬ごろ予定
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県内有数の米どころ石垣島で超早場米の田植えが始まっている。平得にある農業生産法人YAIC(山田義哲代表)の田んぼでは。20日、田植え機の音が響き、青々とした苗が植えられていった。収穫は5月中旬ごろを予定。
同社は、2019年から長野県の信州ファーム荻原と連携して、沖縄県の奨励品種「ちゅらひかり」の生産拡大に力を注いでいる。
この日も、YAICの水田5000平方㍍で信州ファームの職員らが、10~15㌢に育った苗を手際よく植えていった。
山田代表(68)によると、昨年末からの天候不順で心配していたが、この2週間で順調に成育し、例年より10日ほど早く植え付け日をむかえた。
食感と甘味に富んだ「ちゅらひかり」は、いもち病にも強いとされ、県も生産者が増えることに期待を寄せている。
信州ファームの荻原昌真代表(43)は「山田さんとのご縁で4年前から試験的な栽培をしている。日本一早い新米として全国に送ることができ、今からわくわくしている。沖縄産の品種を確立させ石垣島のブランド米になるよう、努力していきたい」と抱負。
山田代表は「化成肥料もなるべく減らして安心安全な米を消費者の皆さまに届けたい」とPRした。
石垣島での今期生産量は信州ファーム12㌧、YAICは60~80㌧を計画している。
(八重山毎日新聞 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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