身を寄せ合い春を待つ アサギマダラ集団越冬 奄美大島

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複数の個体が集まって越冬するリュウキュウアサギマダラ=19日、鹿児島県奄美大島北部
複数の個体が集まって越冬するリュウキュウアサギマダラ=19日、鹿児島県奄美大島北部

20日は二十四節気の一つ「大寒」。1年で最も寒い時期とされる。奄美大島北部の林の中では、リュウキュウアサギマダラが身を寄せ合うように集まり、寒さに耐えながら春を待っている。

成虫で冬を越す数少ないチョウ。奄美が分布の北限。気温が15度以下になると活動を休止し、木の枝などに集団でぶら下がって越冬する。

予報によると、週明け以降は日本の南岸を低気圧が通過し、さらに寒くなる見通しで、奄美地方も最低気温が10度を下回る日がありそう。

(南海日日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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