春告げる「上りゴイ」「下りゴイ」 長野県富士見町の八ケ岳・編笠山に雪形

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長野県富士見町の八ケ岳・編笠山の山腹に、「上りゴイ」「下りゴイ」または「金魚」と呼ばれる雪形が浮き上がり、麓の集落に本格的な春の到来を告げている。八ケ岳ブルーの青空、JR中央東線の立場川橋梁を走る列車と共演。2月28日は「昼間の月」がうっすら浮かび、ぜいたくな光景が広がった。

諏訪地方は2月10日に大雪が降ったが、その後は気温が上がり、南信森林管理署によると、同中下旬の編笠山国有林内の積雪量は昨年同時期より少ないという。

左側の雪形にはひれの形もあって躍動感たっぷり。例年4月まで見られるが、2~3月に最も美しい姿になるとされている。立場川などの釜無川水系では3月1日から、渓流釣りが解禁される。

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