アッタドコネの花、見頃  奄美市名瀬有良 奄美大島の伝統野菜

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鹿児島県奄美大島の奄美市名瀬有良集落で、伝統野菜アッタドコネ(有良ダイコン)の花が見頃を迎えている。NPO法人「奄美ティダの環」(平田暉子理事長)がパークゴルフ場の緑地を借りて種から育てた。白と淡い紫色の花が風に揺れて、集落の春を彩っている。

アッタドコネは同集落で代々受け継がれてきた在来種で、通常のダイコンより大ぶりなのが特徴。奄美市認定の「一集落1ブランド」。観賞用に植栽するのは珍しく、地域を花いっぱいにしようと、同法人が昨年度に始めた試み。昨年9月に種をまいて、メンバーが交代で世話してきた。

パークゴルフ場は県道沿いの「あった結交流館」から集落内へ入った場所にある。平田理事長は「花を見ると心が癒やされる。ガジュマルトンネルや厳島神社など見所が多い集落。花見がてら散策してみては」と話した。

(南海日日新聞社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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