四社それぞれ「御守」新たに 諏訪大社29日から 長野県

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諏訪大社が29日から各社で授与を始める「四社御守」
諏訪大社が29日から各社で授与を始める「四社御守」

諏訪大社は、上社前宮と本宮、下社春宮と秋宮それぞれのお守り「四社御守」を新たに奉製した。これまで大社の各種お守りは上社、下社とも統一したものを授与していたが、近年四つの社を巡る「四社まいり」が人気を集める中、参拝者からの「それぞれの社のお守りがほしい」との要望に応えた。29日から各社で授与を始める。

四社御守の大きさは縦7.5センチ、横4.5センチ。生地は光沢のある綸子で、色は「前宮守」が緑色、「本宮守」が朱色、「春宮守」が桃色、「秋宮守」が青色。それぞれの社名とともに、諏訪大社の御神紋であるカジの葉、縁起物とされる「八雲」があしらわれている。各社で御霊込めを行い、通年で授与する。初穂料は各1000円。

神職は「それぞれの社にはそれぞれのお力がある。諏訪信仰の四つの聖地を参拝して、より大きな神様のお力をいただいて帰ってもらいたい」とし、「お守りは参拝の証しとしていただければ」と話している。

(長野日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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