小津安二郎記念・蓼科高原映画祭 23日長野県茅野市で開幕
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9月23日~10月1日に開催する「第26回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」のポスター
日本映画界の巨匠、小津安二郎監督が晩年に仕事場にした長野県茅野市で9月23日~10月1日、「第26回小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」が開かれる。新星劇場と茅野市民館を主会場に30作品を上映。小津監督生誕120年の節目に、短編映画コンクールやセレモニー、ゲストによるトークを繰り広げる。
小津監督作品は蓼科で脚本が執筆された「小早川家の秋」「秋刀魚の味」など計7本を上映。「秋日和」の上映前にはゲストの兼松熈太郎監督が「小津を語る」と題して話し、上映後に出演者の岡田茉莉子さんによるトークも行う。
上映会では、諏訪湖畔で撮影された「百花」の川村元気監督や同映画祭短編映画コンクールに出品経験のある「マリッジカウンセラー」の前田直樹監督、「シュナイドマンの憂鬱」の古本恭一監督らゲストが上映に合わせて登場。「すずめの戸締まり」などのアニメーション作品のほか、インド映画の「RRR」やアカデミー作品賞を受賞した「コーダ あいのうた」といった海外製作の話題作も流す。
同映画祭に長年出演する俳優の中井貴惠さんは、ピアニストの松本峰明さんの演奏に合わせて「秋刀魚の味」の音語りを公演。全国から111作品が集まった「第22回短編映画コンクール」は、30日に新星劇場で入選作品の上映と表彰式を行う。
チケットは新星劇場、市民館のほか、市内外の18カ所とオンラインで取り扱っている。1回券800円(当日1000円)。4枚つづりの回数券や音語りを除く全ての上映作品が鑑賞できるフリーパス券などもある。問い合わせは同実行委事務局(電話0266・72・2101)へ。
(長野日報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら)
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