JR能代駅で乗客がシュート体験 ペッカーズの選手〝おもてなし〟

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ペッカーズの選手らがリゾートしらかみの乗客をシュート体験で〝おもてなし〟
ペッカーズの選手らがリゾートしらかみの乗客をシュート体験で〝おもてなし〟

JR東日本秋田バスケットボール部「ペッカーズ」の選手たちが5日、能代市元町のJR能代駅で、「リゾートしらかみ」の乗客をシュート体験で〝おもてなし〟し、バスケの街・能代やチーム、五能線をPRした。

同チームは、バスケを通して地域を盛り上げようと地域貢献活動を行っており、その一環。能代駅のシュート体験に挑戦し、成功した人へプレゼントしている秋田杉製コースターに「バスケの街」をPRする新デザインが仲間入りしたことを機に、選手による「お出迎え」を企画した。

能代工高バスケ部OBの小室望海、斉藤大輔両選手をはじめ、中川祥一郎選手、中澤海斗選手、森下魁選手の5人が来能。能代駅でリゾートしらかみ1号、3号を出迎え、シュート体験の後、八峰町のあきた白神駅まで乗車し、乗客と交流した。

このうち午前9時23分着のリゾートしらかみ1号では、選手たちがホームに並んで入線する列車に手を振って「お出迎え」。10分ほどの停車時間に乗客は次々とホームに降りシュートに挑戦。1人1回の一発勝負だったが、ほとんどの乗客が成功させた。3泊4日で青森まで旅行中の片岡由紀さん(59)=東京都=は、駅でのシュート体験は車内放送で初めて知ったと言い、「すごく楽しかった。バスケットのボールを持つのも学生の時以来で、入るとは思わなかった」と話し、笑顔で列車に乗り込んだ。

選手たちは乗客がより楽しめるようにエスコートしたり拍手で盛り上げて〝おもてなし〟。斉藤選手は「バスケの街・能代を盛り上げたいし、お客さまに少しでもバスケを知ってもらうきっかけになれば。アマチュアナンバーワンとして勝ち続けるチームを目指したい」、小室選手は「能代工高出身の選手として、現役で活躍することが能代で支えてくれた人たちへの恩返しにつながると思う。街を元気にする意味でも、頑張っているところを見せられたら」と話し、盛り上げに一役買った後は列車に乗り込んで車内放送でチームを紹介したり、グッズをプレゼントしたりして、ペッカーズをPRした。

(北羽新報社 全国12新聞社加盟 全国郷土紙連合。元記事はこちら

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