2025年大阪・関西万博のロゴ決まる:ユニークなデザイン、ネットで話題に

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日本国際博覧会協会(万博協会)は25日、2025年に開催される大阪・関西万博のロゴマークを発表した。「赤い細胞」が踊ったり跳ねたりする様をデザインし、「いのちの輝き」を表現したという。「眼」のように見える5つの円形は、1970年大阪万博のロゴに使われた「桜の花びら」で、当時のDNAを受け継いでいることを表したという。

2025年大阪・関西万博のロゴマーク(時事)=左=と、1970年大阪万博のロゴ(共同)
2025年大阪・関西万博のロゴマーク(時事)=左=と、1970年大阪万博のロゴ(共同)

非常にユニークなデザインと話題になり、インターネットのSNSでは多くの人がこのロゴの感想について書き込んでいる。

デザインしたのは、大阪市浪速区のデザイン事務所メンバーらによる「TEAM INARI」(シマダ タモツ代表)。万博協会によると、5894作品の応募があり、最終候補5作品に絞った上で、一般の意見募集を経て選考委員会が最終決定した。

大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで大阪市夢洲地区を会場に開催予定。

バナー写真:2025年大阪・関西万博のロゴマークに決定した作品と制作した「TEAM INARI(チームイナリ)」代表のシマダタモツさん=2020年8月25日、大阪市北区(時事)

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