暑すぎる東京で熱中症を回避せよ! : 東京都が「暑さマップ」公開
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コンクリートジャングルの都心の夏は、猛暑を通り過ぎて、暴力的な暑さ。7日先まで予測できる「東京暑さマップ」を活用して、身を守ろう!
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7段階の色分けで危険度を表示
東京都は日本気象協会と連携し、都内全域を対象に暑さ指数(WBGT)の近似値を表示する「東京暑さマップ」を6月20日から公開している。1時間ごとの暑さ指数(毎時)を48時間先まで、日ごとの最高暑さ指数(日最高)を7日先まで、地図上で確認できる。
暑さ指数は、気温だけでなく人体と外気の熱のやり取りに影響の大きい要素を取り入れた熱中症対策の指標。「東京暑さマップ」は1キロ平方メートル単位のメッシュで予測し、7段階の色分けで表示する。熱中症警戒アラートと特別警戒アラート発令目安の「紫」「黒」は特に注意が必要だ。

6月25日14時の東京全域をスマートフォンで表示した画面。黄色(警戒レベル)以下であると分かる。
表示単位が細かいので、職場や外出先などピンポイントで暑さレベルを確認できるのが利点。7日先までの暑さ指数が分かるれば、「明日はテレワークにしよう」「週前半のうちに面倒な用事は片付けよう」と予定を調整できる。
「暑さマップ」は10月末頃まで運用の予定。上手に活用して、無事に夏を乗り切りたい。
【資料】
- 東京都「東京暑さマップ」
バナー写真:「暑さマップ」最高値のイメージ(東京都提供)