総裁選候補者はどんな人?: 林芳正氏
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林芳正氏
- 現在のポスト:内閣官房長官
- 生年月日 / 年齢:1961年1月19日 / 64歳
- 出身:山口県
- 学歴:東大法学部、ハーバード大学ケネディ行政大学院
- 国政以前:三井物産、衆院議員林義郎(実父)政策秘書
- 選挙区 / 当選回数:参院山口 / 5回 衆院山口3区 / 2回
- 派閥:岸田派(解散)
- 主な党要職・閣僚経験:防衛相、内閣府特命担当相(経済財政担当)、農林水産相、文部科学相、外務相
- トピックス:
- 初代首相の伊藤博文から安倍晋三氏までこれまで8人の首相を輩出してきた山口県で「9人目」と期待される。中選挙区制時代は、安倍晋三元首相の父晋太郎氏と、林氏の父義郎氏が同じ選挙区で激しく競い合ったが、小選挙区制に移行する際に義郎氏は比例に回り、選挙区を安倍氏に譲った。芳正氏は参院から政界入りして実績を積み、首相の座を目指して2021年に衆院へのくら替えを果たした。安倍氏の死去後、旧安倍派の一部からも林氏を推す動きが出ている。
- 参院議員時代に初めて挑んだ2012年9月の総裁選では5候補中最下位に沈む。前回2024年の総裁選は9候補中4位だったが、3位の小泉進次郎氏とはダブルスコア以上の差が開いた。
- 語録:
- 「1月19日生まれなので政界の119番と呼ばれている。何かあったらいつでも駆けつける」―場をなごませるために使うお得意のフレーズ。実際に、不祥事で更迭された閣僚に代わって緊急登板を求められたことがたびたびあった。
- 「私は知中派。『己を知り、敵を知れば百戦危うからず』と。中国と向き合っていくためには、中国のことを知っているのは一つのポイントではないかと思う」(2024年9月の総裁選出馬会見で、一部に“媚中派” と批判する声があることに対して)
バナー写真 : 記者会見する林官房長官=9月4日、首相官邸(時事)