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“世界最速のオタク”ライルズが 世界陸上で「元気玉」「かめはめ波」 : ルフィ・孫悟空が金メダル級の活躍

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世界陸上で選手たちがレース前や勝利を決めた後に披露した人気漫画・アニメのポーズは会場を大いに沸かせた。日本は競技では銅メダル2個にとどまったが、ルフィや孫悟空は金メダルをあげたいくらいの大活躍!

世界陸上男子200メートル決勝のレース前、ノア・ライルズ(米国)は両の手を力強く天へと突きあげた。“世界最速のオタク” の異名をとるほどの大のアニメファンのライルズ。人気マンガ『ドラゴンボール』の孫悟空がパワーを集める「元気玉」のポーズで、観客席からの応援を自らに注入し、見事、ウサイン・ボルトに並ぶ「4連覇」の偉業を達成した。

男子200メートル決勝前、会場のパワーを自らに集める(共同)
男子200メートル決勝前、会場のパワーを自らに集める(共同)

レースに勝利すると『ドラゴンボール』の必殺技「かめはめ波」のポーズで喜びを爆発させるのはすっかりおなじみの光景だ。

さらに、最終日の男子400メートルリレーを制して歓喜するライルズの手首に「X」印が描かれていたことにSNSは大いに盛り上がった。人気漫画『ONE PIECE』の仲間の証として「X」が使われることを模したもので、「ONE PIECEは世界共通語」「ライルズがもっと好きになった」などの共感の声があがった。

SNSでは「正確には左手なんだけど…」と厳しいツッコミも(Oliver Weiken/dpa via Reuters Connect)
SNSでは「正確には左手なんだけど…」と厳しいツッコミも(Oliver Weiken/dpa via Reuters Connect)

選手紹介の際のパフォーマンスは日本人選手にも広がった。100メートル障害に出場した中島ひとみ選手は、世界的な大ヒットとなっている映画『鬼滅の刃』の猗窩座(あかざ)のポーズを披露。

女子100メートル障害準決勝の選手紹介で猗窩座ポーズを決める中島ひとみ(共同)
女子100メートル障害準決勝の選手紹介で猗窩座ポーズを決める中島ひとみ(共同)

男子400メートルリレーの前には、4人の選手がそれぞれに異なるルフィのポーズを決め、その姿にライルズも大喜びしていた。

男子400メートルリレー決勝前にルフィのポーズをとる1走の小池祐貴(共同)
男子400メートルリレー決勝前にルフィのポーズをとる1走の小池祐貴(共同)

男子200メートル準決勝の前にライルズも小池と同じルフィのポーズを披露していた(共同)
男子200メートル準決勝の前にライルズも小池と同じルフィのポーズを披露していた(共同)

*文中選手名敬称略

バナー写真 : 男子200メートル4連覇の偉業を達成し、お得意の「かめはめ波」ポーズを決めるノア・ライルズ(Matrix Images / Nic Bothma via Reuters Connect)

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