2023年10月　日本の出来事

1

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が日本選手として初めてとなる本塁打王。今シーズンは44本放った。

2

性加害問題でジャニーズ事務所は「SMILE-UP.」に社名を変更し、被害者への補償後に廃業すると発表した。

社名の看板が撤去されたジャニーズ事務所（時事）

4

ネット通販のアマゾンの荷物を配達中に負傷したフリーランスの配達員が、横須賀労基署に労災認定された。

5

米軍普天間飛行場の辺野古移設の工事に必要な設計変更について、国は沖縄県に代わって承認する代執行を提訴した。

8

ラグビーワールドカップの1次リーグで、日本はアルゼンチンに敗退。2大会連続の8強入りはならなかった。

アルゼンチンに敗れ、ファンにあいさつして回るリーチマイケル（右から3人目）ら日本代表＝10月8日、フランス・ナント（時事）

10

全国の銀行間の資金決済を担う全銀システムで障害が発生、他行宛ての振り込みができなくなった。復旧まで2日かかった。

原告全員を水俣病と認めた大阪地裁判決を不服として、国と熊本県が控訴した。

11

将棋の藤井聡太が王座戦で永瀬拓矢王座に勝利。史上初めて八大タイトル独占を達成した。

札幌市と日本オリンピック委員会（JOC）が2030年の冬季五輪・パラリンピックの招致断念を表明した。

13

文部科学省は、旧統一教会に対する解散命令を東京地裁に請求した。

旧統一教会の解散命令について、会見する盛山正仁文部科学相＝10月13日、東京・霞が関（時事）

15

マラソングランドチャンピオンシップ（MGC）で男子の小山直城と赤崎暁、女子の鈴木優花と一山麻緒がパリ五輪代表に内定した。

MGC男子1位でゴールする小山直城＝10月15日、東京・国立競技場（時事）

16

「アリス」のメンバーでシンガー・ソングライターの谷村新司さんが8日に死去していたことが明らかになった。74歳。

亡くなったシンガー・ソングライターの谷村新司さん＝2019年04月24日、法務大臣特別感謝状の贈呈セレモニーで（時事）

17

「一票の格差」が最大3.03倍だった22年の参院選を巡る訴訟で、最高裁が「合憲」判決。

22

衆院長崎4区と参院徳島・高知選挙区の補欠選挙で、自民は選挙前の2議席のうち1議席を守れず、「1勝1敗」。

23

米グーグルが自社の検索アプリを目立つところに配置するようスマホメーカーに不当な働きかけをしていた疑いがあるとして、公正取引委員会は独占禁止法違反の疑いで審査を始めたと発表。

米グーグルを独禁法違反容疑で審査すると表明した公正取引委員会の田辺治審査局長＝10月23日、東京・霞が関（時事）

岸田首相は所信表明演説で、持続的な賃上げ実現や物価高対策に取り組む姿勢を強調。「経済」という言葉を3回連呼した。

25

トランスジェンダーが戸籍上の性別を変更するのに、生殖能力を失わせる手術を必要とする特例法の要件を巡り、最高裁は「違憲で無効」との決定を出した。

26

「東京モーターショー」から名称変更した「ジャパンモビリティショー」が始まった。「空飛ぶクルマ」など、従来の枠を超えた移動手段の展示が目立った。

SUBARUの空飛ぶクルマ＝10月25日、ジャパンモビリティショーの報道陣向け事前公開で（時事）

岸田首相は政府与党政策懇談会で、税収増の還元策として、1人あたり年4万円の「定額減税」を行う方針を示し、具体的な制度をまとめるよう指示した。住民税の非課税世帯には7万円の現金給付を実施する考え。

プロ野球のドラフト会議が4年ぶりに関係者が一堂に集まり観客も入る中で開催された。

青学大の常広羽也斗投手の交渉権を獲得した広島の新井貴浩監督（右）。左は楽天の今江敏晃監督＝10月26日、東京都内のホテル（時事）

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1966年に静岡県で一家4人を殺害したとして、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん（87）の再審初公判が静岡地裁であり、袴田さんの姉・秀子さん（90）が「弟に代わり無実を主張します。巌に真の自由をお与え下さい」と述べた。

袴田巌さんの再審初公判で、静岡地裁に入る姉のひで子さん（左）と西嶋勝彦弁護団長（手前）＝10月27日、静岡市（時事）

岸田文雄首相は衆院予算委員会で、防衛費増額のための増税を2024年度は実施しない考えを表明した。

28

プロ野球の日本シリーズが開幕。59年ぶりの関西勢同士の対決となったシリーズの第1戦は、阪神がオリックスに8対0で勝利した。

31

日銀は金融政策決定会合で、長期金利変動の上限を柔軟化することを決めた。事実上の上限だった1%を「めど」とし、一定程度超えることを容認する。

バナー写真：王座を奪取し、史上初の全八大タイトル制覇に笑顔の藤井聡太八冠＝10月11日、京都市東山区（時事）