国内新車販売1月は6.8%増、緊急事態宣言の影響 前回ほど受けず

経済・ビジネス

2月1日、1月の国内新車販売(軽自動車を含む)は、前年同月比6.8%増の38万4442台だった。写真は都内で2016年2月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
2月1日、1月の国内新車販売(軽自動車を含む)は、前年同月比6.8%増の38万4442台だった。写真は都内で2016年2月撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 1日 ロイター] - 1月の国内新車販売(軽自動車を含む)は前年同月比6.8%増の38万4442台となり、4カ月連続でプラスだった。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、政府が2度目の緊急事態宣言を11都府県に発令したが、生産・販売活動に制約がかかった昨春の1度目の宣言時ほど影響を受けなかった。コロナ禍からの需要回復や新型車好調が続いた。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日に発表したデータを合算した。

排気量660cc超の登録車は前年同月比6.8%増の23万6592台だった。一方、軽自動車は同6.6%増の14万7850台で、4カ月連続のプラスだった。

登録車のブランド別では、ホンダはほぼ前年同月並みだったものの、トヨタ自動車(レクサス車を除く)が13.8%増、日産自動車が3.9%増、SUBARUが14.5%増だった。軽自動車では、スズキが10.1%増、ダイハツ工業も9.1%増だった。

*内容を追加しました。

ロイター通信ニュース