パルスオキシメーター、増産を要請中=田村厚労相

政治・外交 社会 暮らし 健康・医療

田村憲久厚労相は3日、新型コロナウイルス感染症で重症化の目安となる血中酸素飽和度を測定する医療機器パルスオキシメーターが、個人需要の拡大で品不足気味となっているため、メーカーに増産をお願いしていると述べた。 参院内閣委員会、厚生労働委員会連合審査で、東徹委員(維新)の質問に答えた。写真は2020年9月16日に官邸で会見する田村氏。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
田村憲久厚労相は3日、新型コロナウイルス感染症で重症化の目安となる血中酸素飽和度を測定する医療機器パルスオキシメーターが、個人需要の拡大で品不足気味となっているため、メーカーに増産をお願いしていると述べた。 参院内閣委員会、厚生労働委員会連合審査で、東徹委員(維新)の質問に答えた。写真は2020年9月16日に官邸で会見する田村氏。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 3日 ロイター - 田村憲久厚労相は3日、新型コロナウイルス感染症で重症化の目安となる血中酸素飽和度を測定する医療機器パルスオキシメーターが、個人需要の拡大で品不足気味となっているため、メーカーに増産をお願いしていると述べた。 参院内閣委員会、厚生労働委員会連合審査で、東徹委員(維新)の質問に答えた。

東氏は「マスク・防護服不足の次はパルスオキシメーターの不足だ。国を挙げて増産して欲しい」と迫った。田村厚労相は「これだけ自宅療養が増えると需要が増えるが、各自治体で(保有数に)ばらつきがある。個人需要の引き合いにより昨年11月以降在庫が急減したためメーカーに増産をお願いしており、自治体に優先して渡すようにお願いしている」と説明した。

東氏は、緊急事態なので増産して余剰分を国が買い上げればいいと提言した。

ロイター通信ニュース