G7外相、ミャンマーのクーデターを非難 選挙結果の尊重要求

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主要7カ国(G7)外相は3日、ミャンマーの軍事クーデターを非難し、アウン・サン・スー・チー氏ら政治指導者の拘束に深い懸念を表明した。写真は、軍事クーデターに抗議する日本在住のミャンマー国籍の人々。2021年2月3日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato)
主要7カ国(G7)外相は3日、ミャンマーの軍事クーデターを非難し、アウン・サン・スー・チー氏ら政治指導者の拘束に深い懸念を表明した。写真は、軍事クーデターに抗議する日本在住のミャンマー国籍の人々。2021年2月3日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Issei Kato)

[ロンドン 3日 ロイター] - 主要7カ国(G7)外相は3日、ミャンマーの軍事クーデターを非難し、アウン・サン・スー・チー氏ら政治指導者の拘束に深い懸念を表明した。

「カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国のG7外相とEU上級代表は、ミャンマーでの軍事クーデターを結束して非難する」との声明を発表。「アウン・サン・スー・チー国家最高顧問およびウィン・ミン大統領をはじめとする政治指導者と市民社会活動家の拘束や、メディアが標的とされていることを深く懸念する」とした。

その上で、緊急事態の解除、民主的に選出された政府の回復、不当に拘束された人々の解放、人権と法の支配の尊重を求め、「昨年11月の選挙結果は尊重されなければならず、可能な限り早期に議会が招集されるべき」と表明した。

ロイター通信ニュース