森会長の後任選びで委員会設置、透明性が必要と確認=五輪組織委理事

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2月12日、東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の理事を務める小山くにひこ東京都議(都民ファースト)は、理事会・評議員会合同会議に出席後、後任会長を選ぶための委員会が設置されたことを明らかにした。写真は先月、東京都庁で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
2月12日、東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の理事を務める小山くにひこ東京都議(都民ファースト)は、理事会・評議員会合同会議に出席後、後任会長を選ぶための委員会が設置されたことを明らかにした。写真は先月、東京都庁で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 12日 ロイター] - 東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の理事を務める小山くにひこ東京都議(都民ファースト)は12日、理事会・評議員会合同会議に出席後、後任会長を選ぶための委員会が設置されたことを明らかにした。具体的な候補者名は挙がっていないという。

女性蔑視発言で批判を受けた森喜朗氏はこの日の会議で辞任を表明した。

小山理事は会合後、TBSのインタビューで、御手洗冨士夫名誉会長のもとに後任会長を選ぶための検討委員会が設置されたと述べた。会合では、透明性あるプロセスが必要との点を確認したという。

同委員会が人選にあたり、その後、組織委員会のルールに基づいて理事会で決定する。

小山氏は「新たな会長になる人は、オリンピック憲章をしっかりと具現化できる人を選ぶ必要があるとの意見が多くの理事から出た」と述べた。

*内容を追加して再送します。

(宮崎亜巳、竹本能文)

ロイター通信ニュース